話の種

会社が潰れた!!

会社が潰れた!仕事を探さなきゃ! という夢を見ました。  
それをXYLに言ったら、「私は殺されそうになった夢を見た」と言います。
夫婦でとくに心の問題を抱えているわけではないんですがねぇ。。。

PGJの場合、工場閉鎖など2度の職場消滅を経験しているし、「その工場を潰せ!」というプロジェクトで同僚の職場を葬り去るのを手がけたこともある し、、、でPGJの人生では「会社が潰れた!」に類する危機は、珍しくない話題です。
で夢にまで出て来るhi

会社は、いつか潰れます。

皆さんの何%かはラッキーなことに新卒入社から定年まで同じ企業団体にお勤めです。 まったくご同慶の至りです。
しかし、企業が潰れるなんて簡単です。 あなたの会社が職場が来年もあるとは全く保証がないわけです。
今、自分の職場が消滅したらどうします?

住宅ローンは払えますか? 家賃は? クルマやPCのローンは? 生命保険は?
恐ろしいですねぇ。 次の仕事が見つかるまではハラハラドキドキです。

仕事が見つかるか?

仕事が見つかるか? これが大問題です。 
仕事が無くなってから慌てて資格だ英語だコンピューターリテラシーだ、とやっても手遅れなのは言うまでもないことですし、冷静に考えれば当たり前ですが、 冷静になれない人はたくさん居ます。 
常日頃から野次馬根性出して何でもやって居たおかげでPGJは「会社が潰れた」を生き残ってこれたと思っています。 まぁおかげで専門的なことを深く追求 することは出来ませんでしたし身に付かなかったし、です。

職探しは大変ですよ。
一番最初の会社がバブル崩壊で潰れたときは、職探しはビーイングなどの求人雑誌のみ。
食品系求人なんて月に数社しかなく、どこの面接に行っても見かける顔が同じという笑い話のような有様でした。
「なんだ、またお前達か?」てなもんです。
今はネットで求人情報が見られるのですから便利な世の中です。

ちなみにPGJが21世紀に入って転職に使ったのは リクルートダイジョブイーキャリアFA人材バンクネットLawson Williamsてなところで す。
インターネットが普及して求人情報探しは楽になりましたね。 その反面、採用する側も素材が集まり易くなったというわけで、職探し競争はかなり厳しくなっ てきております。 「10分で応用問題を解いて英語のプレゼンをしろ」なんていう極悪な問題を出すのは今の勤務先の世界標準の入社試験ですが、そんなひど い目に合わされます。

勢いで辞めるな!

というわけで、職場が無くなって解雇されるのでもなければ、在職中に職探しをしましょう。
勢いで辞めて生活費にも困るようになると、ダボハゼのようにろくでもない仕事に食いついてしまいがちになります。  食いつければいいですが、いつだった か新聞の投書にあった「勢いで辞めたが仕事がない。どうしましょう。世間にも出辛い」なんて事になったら最悪です。 
こういう状況になると、「新会社設立! 投資する人募集!」なんていう詐欺にころっとだまされるようになります。 

見つからないとあせりますが、在職中ならまだ気が楽です。 無職で職探しは結構疲れますよね。 PGJも世界中の求人サイトの求人情報と睨めっこしながら 仕事を探した時期もありますからまぁ、気持ちは分かります。
あせって、詐欺会社に騙される人も居ますし、ろくでもない会社や、全く自分に合わない会社に飛び込んでしまったり、、、 平常心がなくなると人は簡単にだ まされます。 あせってはいけません。

何でもありのZL

ただ、これがニュージーランドで暮らして居ると話は別で、、 「仕事疲れたから辞める! 向こう1年は遊ぶ!」と辞めて、本当に遊んでいても隣近所には 「ラッキーな奴」と羨ましがられ、12ヵ月後に求職活動してもブランクは全く問題視されないし。 さすが専門職が常に不足している国ですhi。 
子供が生まれて、「こどもと長く居たいから」という理由で辞めてしまった同僚は2人もいましたし、税金が高い分、社会保障が充実しているZLならではで す。
ただし、日本はそうは行かない。  やめる前に次を見つけましょう。  あせって自分を安売りしない為には、日本では勢いで辞めてはいけません。

フリマの法則

さて、自主的に辞めるのではなく解雇の場合、常識から考えれば、会社に不必要だったからこそ解雇されるわけで、従来と同じ条件で仕事が見つかるわけが 無い。 自分を大ディスカウントしないと売れないのはフリーマーケットでガラクタを売るのと同じ理屈ではあります。

解雇されたわけではないけれど、ZLでWの会社を辞めた際のこと。 次のZLローカル会社の契約年某がWの会社に比べて1/3だったというのがPGJの安 売り経験で一番すごいやつですかねhi。 それでも当時のZL平均の倍ではありましたが、MR2を2台抱える生活は出来なくなりましたね。 人生山あり谷 ありです。 今は趣味性の高い車を2台持てるのだから、まぁピークほどではないけれど悪くはない。

もっとも、会社が潰れても本人に市場価値がある場合は、まだ救いがあります。 
私の市場価値がもっともあったのはZLから引っ越してきたときでしたが、今ではほとんど声が掛からなくなりました。 つまり暴落。 (今、会社が潰れたら 結構大変だなぁ。)

自分の実績は全て記録に残しておきましょう

ところで、いきなり職探しの必要性が生まれてから職務経歴書を書こうとしても、それは無理。 
社会に出たら毎年職務経歴書を更新しましょう。 自分でどんな業績を上げたかなんて思い出すのは大変。ましてやそんな5年以上も前の事をおぼえています か? 私は半年に1度職務経歴書を更新して人材屋に預けています。 
最新の職務経歴書(CV)を人材屋に預けておけば、声のかかり方で自分の商品価値が判ると言うメリットもあるし、美味しい話が来るかもしれないではありま せんか。 
どんな失敗をしたかも重要ですね。 その失敗からどうリカバリーしたかも、結構人事担当者が興味を持つ点です。


PGJがJAで持ち家を買わない理由は、職場が簡単に無くなる経験が多いからです。 払えなくなって我が家がパァなんて悲惨すぎる。 貸家住まいなら安い 家へ引っ越せばそれで良いけれど、毎月20万円払っているローンがあるのに月収が20万になったら。。。  おそろしやぁ。 

ま、とりあえず「転職は慎重に。」

ホームに戻る 話の種の見出しへ戻る (c) ZL2PGJ 2008 使用条件