ネスプレッソD290  ラ ティシマはこちら

レギュラーコーヒーは学生時代の昔から、 PGJの生活に無くてはならないものでした。
ZLに引っ越した1999年。 Napierのスーパーマーケットの棚にレギュラーコーヒーが無いのには唖然呆然でした。
カフェでコーヒーを頼んでも出て来るのはネスカフェで した。
ところが、数年のうちにフレーバーコーヒーやエスプレッソを含めてあっという間に商品の種類が広がりました。 
コーヒーメーカーもお店に並ぶようになり2004年頃にはデロンギの ポッド式を含めてエスプレッソマシンが充実するようになりまし た
振り返れば、あのころがZLのバブルだったんですなぁ。

PGJも古式ゆかしい粉を都度ぎゅっと詰めて抽出するエスプレッソメーカーを使っていました。 あれ、ブラウンだったかボッシュだったか?
JAに引っ越してきて、早速探したのはエスプレッソメーカー。
電器店の店頭にあるのは、流行のポッド式。 
あんなガスバリア性能の無いフィルム容器に入った濾 紙パックコーヒー式が旨いわけが無いというのがPGJの食品技術者としての見方でして、当然買わない。
窒素ガス封入とか申しておるのもありますが、どれだけ効くものか。。。 あっという間に味は酸化劣化してしまうでしょうな。

で、しばらくエスプレッソの無い生活だったんですが、2006年のある日、新宿高島屋でネスレ様のカプセル式を見かけました。
(前の勤め先のお客様だから「様」が付くhi)

販売員曰く「アルミカプセル入りですから酸化しません」
試飲してみたら「酸化していないコーヒーの味とはこういうものなのか!」と単純に驚きまして、次の瞬間にはD290を買っていました
これがネスプレッソとの出会いでした。


コーヒー飲むだけでは芸が無い
ローマの休日朝カフェオレかカプチーノ、夜はデカフェでとだいたい夫婦で6杯休日は8杯と言うところでしょう か。 
ネスプレッソのマニュアル通りにリストレット、エスプレッソ、ルンゴ、カプチーノ、マキアートとまぁ平日はそれでよいでしょう。
普通にコーヒーを飲むためのコーヒーカップも色々ありますから、それはこちらを見ていただ いて。

ちょっと、変わったコーヒーレシピと言うことで、アイスクリームにエスプレッソをトッピングすると言うのがあります。

その昔、かわいいオードリーへプバーンがローマで米国人の新聞記者とデートすると言うメルヘンがありました。
その1シーンでヘプバーン演ずるところの某国の王女様がアイスクリームを食べながら歩くシーンがありました。
それにあやかって、ネスプレッソのローマカプセルを使って「ローマの休日」

PGJはArte-wanシ リーズを使っていますが、100均のカフェラテボウルなどでも十分でしょう。

かけるエスプレッソの量はリストレットサイズで十分です。 一度カップにとってから掛けた方が仕上がりが綺麗>>
かけすぎると、ノアの洪水になります。

いくら待っても鳩は来てくれませんhi





メンテナンス

普通の熱水流下式のコーヒーメーカーと違い、吐出量や温度を制御する機構が組んであるややこしい仕組みのためか、3年も使っていると色々とガタが来ます。
まぁ、1年に2,000杯も飲んでいれば無理も無いhi

ネスプレッソのありがたいところは、DVD/BDデッキのようにバックアップ機を買いに行かなくても済む ことです。
なにしろ修理機は宅急便で引き取ってくれるわ、「修理中、コーヒーが飲めないとご不自由でしょう」と貸出機まで送ってきてくれます。
さすが5万円のコーヒーメーカーのサービスだけありますな。 修理代も意外なほど安かったし。


さて、その修理のときに教わった290裏技整備方法をご紹介しましょう。

抽出部分をバラして掃除 できます。

まず電源コードを抜きましょう。

使用後のカプセルを自動的にカプセルコンテナに蹴りこむレバーを外します。
レバーの右奥付け根にスプーンの柄などを差し込みます。

左の写真をクリックすると別の超拡大写真で見ることができます。
差し込む隙間を間違えると部品が割れますのでご用心。


レバーが浮いたら左側のノッチも抜けますので、レバーを取り外します。




コーヒーノズルをしたから押すとカプセルを載せるベースが浮き上がって外れます。




ここは歯ブラシで洗うとよろしいそうです。

ちなみに薄こげ茶色に見えているコーヒーかすは、カップに入らない設計なのね。
お見事。



どうもここもバラせる様だったので試しに。。。 
分解を想定していないつくりなので皆様にはお勧めはしない。。



普段から使用後に湯通しをして空打ちしているので意外ときれいである。

さて次はヘビーユーザーに共通な故障の防止法。 

使用頻度が高い290は上部カプセルホルダーの円筒部分が緩んできます。
これがどんどん緩んでくるとカプセル排出レバーに無理な力がかかって折れてしまうそうです。

というわけで、使用前に緩んでいないか下から見て時計回り方向に手で回してみましょう。 (冷めてからやらないと熱いよ)
ゆるゆる回るようだとNG。 締め上げてやりましょう。 

PGJの290はあんまり緩むので、ネスプレッソに相談したらこんなツール を売ってくれました。 
一発で締めあがります。


ついでに、ゴキブリの心配のない家では、カプセルをセットする部分を開けておいておいたほうが機械が長持ちするそうです。
まぁ、使用頻度の少ない人はそれこそ開けておいたほうが蒸れなくて良かろうよ。


湯垢取りについてはこちら。 ヘビーユーザーは3ヵ月に一度はしたほうがよろしいでしょうな。

ブ ログのネスプレッソネタはこちら

ネスプレッソ社のwebはこちら (めちゃくちゃ重たい)


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